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かおりさん (8h7mztj0)2022/9/29 00:54削除3年前の観劇では、アクロバットと霧さんのダンスに目が奪われ、あらすじとかわかってなかったです。
今回、初めて、クライマックスのお芝居を感じることができました。
あの火は、マジックではないか?
あれだけのサーカス集団のクライマックスですから、悲劇ではなくそこからの脱出のような演出が、元々あるんじゃないか。
しかし、ピピンは知らされておらず、その場に立たされている。
(ひょっとしたら、怖がって飛び降りずに逃げ出すことも演出なのかもしれない。)
そこの意味までは分かりませんが、そういう作りの中に、日常の大切さと冒険のむなしさがあらわれているのかな?
ここでいう冒険とは、戦争とかそういった人がいさかうような状況のことかな?
混沌からの脱出?
ラストの演出そのものまでが、当初の予定のクライマックスとして、成立する。
テオが戻って来て歌い出すことで、次につながっていくという演出までが大切。
そうでないと、救われない物語になってしまうように思います。
初演当時の社会情勢も、この作品を生み出す原動力だったのは、確かかと。
そういう風に作品を観ることができると、また違った面白さがあるのかもしれませんね。